おれんじたいむ～絵本と君とぼく～

「これからっぽになったから遊んでいいね♪」

とミネラルウォーターの入ってた箱を我が物にし…
またいだり
乗ったり
入ろうとしたり
そして…テレビの修理中だそうです。
かぶってテレビに向かって何やらごちょごちょしていたぼんちゃん。

後ろ姿があまりにもラブリーだったもんで（笑）


早いものでお腹も八ヶ月目に入り、
そろそろ準備せなね〜
と重い腰をあげました。

肌着やらオムツカバーやら、片付けてあるものをひっぱり出します。

「わぁちっちゃ。」
こんな小さかったんやね〜と胸がきゅんとなります。

ぼんがね。
「たまごちゃんは自分で服きれんの？」
「そうや、たまごちゃんのお皿用意せな！おはしも…」
「今たまごちゃんどうしてやぁる？」

まだ見ぬお腹の赤ちゃんにおもいを馳せ、色々聞いてくれます。
母のオヘソに向かって話しかけてくれたりね。

でも自分が「お兄ちゃんになる」という感覚は、まだピンとこないようです。
そりゃそうかもね。
産まれてきて、触れ合って、だんだん実感わくのかもね。

お母ちゃんもそうでしたっけな。
触れ合いながら泣き笑いしながら、すこーしずつ「お母ちゃん」になってゆくのです。


いろんな人が楽しみに待っててくれる
ありがたいね、幸せなことです。


たまごちゃん
みんなで待ってるよー
この世界はきっと素晴らしい場所だよ。
無事にでておいでね。