星の数だけ願いは届く

あのさなかに、実は行ってたんです。
DEPAPEPE IN 長浜文化芸術会館
3月11日の晩でした。
DEPAPEPEは興味があり、車の中でも時々かけたりしてました。
長浜までくる~これは行きたい!
でも。
病気のなごりもあるものですから、このような場所で発作は出ないかという不安もちょっとあり。
でも、行きたい気持ちが勝っていたのでチケット取ったのです。
それが思わぬ事態に。
さすがにためらいました。ぼんを見てくれるダンナはんに電話で相談・・・
「いってきたら?行かないことで何か変わるわけでもないし、せっかくだから。」
との言葉に後押しされ、行かせて貰いました。
ライブ開始時刻が近づくにつれ、
「だいじょうぶーだいじょうぶー」
とお経のように心の中で唱える私。
発作が出ませんようにと祈る気持ちと、地震の状況が気になるのとで、複雑キワマリナイ(><)
DEPAPEPEのお二人が現れました。
そのオーラを浴び、一瞬心が浮き足立ちました。
ライブを始める前に、この日起こった大地震に対してのコメントがありました。
被害にあわれた方へのお見舞いや、会場への配慮、等。
「僕も神戸で被災しています。とても複雑な思いです。
ここへ来てくださった皆様も、きっと同じではないでしょうか。
辛いことはたくさんありますが、ここで一緒に楽しんで元気になってもらえたらうれしいです。」
みたいなコメントをくれ、私の心も少しゆるみました。
そこからはDEPAPEPEワールドに突入☆
ギターのユニットではGONTITIも好きですが、DEPAPEPEは軽快な16ビートサウンド。
躍動感があって、すごくフレッシュというかエネルギッシュというか。
くうぅーーーやっぱライブはいいぜっ☆☆☆
病気のこととか地震のこととか。
おもたい不安を吹き飛ばすくらい、元気をもらえました。
音楽の持つ力って、やっぱすごいよ。
ある一曲。
優しいメロディーが胸に沁み、涙がこみあげました。
帰ってからタイトルを調べると、
『星の数だけ願いは届く』
という曲でした。
大きな災害を目の前にして・・・
それはあまりにもぴたりとくるメッセージ。
胸に響いたメロディー。
星の数だけ願いは届く。
願い続けよう。忘れないでいよう。この日のこと。